教員紹介

中谷敬子の紹介

キャリア(≒仕事)を考えることは人生を考えること。あなたらしく、未来社会でイキイキと輝いて欲しい。技術/工学教育・研究に取り組むことで、専門的な知識だけではなく、幸せな人生を歩める力を身につけて欲しいと学生たちに願っています。

■自己紹介代わりの2つの投稿記事です。

●日本キャリアカウンセリング研究会 会報 連載記事Vol.90-94(2015)

”男の子四人の働く母ちゃんのつぶやき ~家族と仕事、抑えられない想いの狭間で~”

第1回 挫折がいつもチャンスに<大学入試~就職まで>
第2回 就職・退職、進学、結婚、再就職
第3回 仕事と子育てのワークライフ・アンバランスの苦悩
第4回 子どもと仕事と自分自身。それぞれの第一歩
第5回 「自分らしくある」ということ

●日刊工業新聞 はたらくこと 生きること 理工系女性の思い(4.4.2013)

“はたらくこと いきること 理工系女性の思い

~組織も個人も輝く方法 「想いを伝える」必要なスキル~”

 

■現職 (職歴・学歴・渡航歴)[詳細]

大阪府立工業高等専門学校 総合工学システム学科 メカトロニクスコース・准教授
E-mail: nakatani@osaka-pct.ac.jp

■社会貢献[詳細]

〇女性技術者のキャリア構築支援

〇女子小中高生の理系進路選択支援

■研究

|学術論文|国際会議口頭発表|国内学術講演|共同研究|解説記事|著書|受賞・助成|

〇技術者のキャリア研究

  • 小中学生の技術者資質発達支援
  • 女性技術者のキャリア発達支援

高専卒業者の多くは技術者として社会貢献する。技術者特有の就労(キャリア)意識、キャリア構築過程を研究することを通じて、キャリア構築の課題と実態を明らかにする。これにより、高専におけるキャリア教育のあり方について研究する。
特に、女性技術者のキャリア構築、および、ワークライフバランスについても注目し、研究している。

  • 女性技術者のキャリア構築
  • 高専卒業技術者のキャリア研究とキャリア教育
  • ワークライフバランス

〇機械工学分野

コンピュータを援用した計算科学の分野で研究を行っている。特に、原子レベル手法の一つである分子動力学法を用いて、材料の強度・変形・破壊のメカニズムの解明に関する研究を行なっている。解析結果を可視化し従来の手法では見落とされていた現象を見出す。

【最近】

  • Choreonoidを用いたロボットシミュレータの開発
  • 分子動力学法を用いたアモルファス金属の変形機構と強度評価
  • 複合材料の力学特性パラメータ解明の原子レベルシミュレーション

【過去(やめたわけではない)】

  • 材料力学へのミクロ/メゾシミュレーションの適用
  • 従動力を受けるトラス構造物の振動特性のシミュレーション
  • 人工衛星構体パネルへの宇宙塵衝突の超高速破壊シミュレーション

■教育[詳細]

専門分野である機械工学・計算材料科学を学ぶことを通じて、将来の技術者育成に務める。グローバル社会で通用する技術者・研究者の育成のために、コミュニケーションツールとしての英語教育に携わっている。また、学問的・専門的知識だけでなく、長期的な視点からのキャリア教育のあり方を、学生との日々の議論の中で考えている。

〇本科・専攻科の講義科目

機械工学分野 材料力学、数値計算、計算力学
課外プロジェクト型実習 基礎研究

〇クラブ顧問

合気道部顧問。本人も合気道弐段の有段者。

■略歴[詳細]

最終学歴 大阪大学 大学院工学研究科博士後期課程
(工学部 機械工学科 固体力学講座(現: 知能機能創成工学専攻 マイクロ動力学講座))
博士論文 “分子動力学法を用いたアモルファス金属の変形機構と強度評価”(1997年,大阪大学)

1962.9 鳥取県生まれ
1986.3 大阪府立 四條畷高等学校 卒業
1990.3 大阪府立 大阪女子大学 学芸学部 基礎理学科(物理) 卒業
1997.3 大阪大学 大学院工学研究科 機械工学専攻 博士後期課程 修了

1990.4 日立造船株式会社 入社 (技術本部技術研究所 研究員)(-1993.3)
1993.4 大阪大学工学部機械工学科固体力学研究室 研究生(-1994.3)
1996.4 日本学術振興会特別研究員(DC2)(-1997.3)
1997.4 大阪府立大学 助手 (工学部 航空宇宙工学科)
1999.10 文部省在外研究員(短期)(兼任.-1999.12)
2000.1 ブラウン大学客員研究員(兼任.-2000.9)
2005.4 大阪府立工業高等専門学校 助教授(総合工学システム学科システムデザインコース)
2007.4 大阪府立工業高等専門学校 准教授(総合工学システム学科システムデザインコース)
現在に至る